“劇団九州男”の座長を務める「大川良太郎」が身に着ける装束のご紹介です。

大衆演劇界における第一人者、”劇団九州男”の座長を務める「大川良太郎」が身に着ける装束のご紹介です。現在も大衆演劇劇場において、お客様を一番多く呼べる役者様です。今回はご本人様からの直接のオーダーということで、手を振るわせながら作業に取り掛かりました（笑）

これは手甲と呼ばれるもので、手首を守るためにはめるものです。かぶせ刺繍が綺麗です。

良太郎の「R」が刻まれています。

15枚ハゼのロング足袋です。長さがあるので、12枚ハゼに比べ、より大きく刺繍できます。カッコイイ！

これも劇場でお目にかかれるのではないでしょうか。デリケート部分を少し外して（笑）、桜刺繍、綺麗ですね。

有名人の作品を手掛けるときは、いつも緊張します。

元々、大川良太郎ご本人様が着用なされていた服引きをご持参頂きました。まとめて洗ってもわかるように、「R」のイニシャルが…。

きっと上着の裾部から刺繍がチラッと見えて、粋さを演出してくれるのでしょうね！