J君よ永遠に!

風呂に入っている時や夜一人になった時や寝る前に必ずJ君のことが頭を駆け巡ります。
小柄で、色黒でヤンキー調だけれどもハートの熱いヤツ。
日にちが経つにつれて少しずつ頭の整理ができてきました。

私の一番の願いは、価値ある特攻服を作り出させていただくことです。
7つの約束でも述べさせていただいておりますが、お互い高めあえる関係を作ることを
モットーとしております。
究極は「あなた様の特攻服をお作りさせていただけて光栄です」そのようなお客様に
一人でも多く出会えることが一番の喜びと思っております。
それはお引き渡しの時点でわかることではなく、歳月が経過した後で確認確信できるものです。
そういう意味でJ君は間違いなくそのお客様の一人です。
「あの人の前を通ったらオーラが半端なかった」「あの人と一度はしゃべりたかった」
そんな声も聞こえてきました。
だから失うのは辛くて寂しい・・・

大島優子推しの彼は大女優になる日が来るまで全力で・・・と語っていました。
自身の特攻服にも刻まれております。
その道半ばで見届けることができなくなったと思うと無念極まりありません。


戦慄の一報は暇人會初代会長からでした。家族(暇人會メンバー)でバーベキューをするのに
集合時間にJ君だけが集まらないので電話したところ、ご家族さんがお出になって
衝撃の事実を知ったとのことでした。

先日、初代會長よりJは暇人會総本部にいますとのご連絡がありました。
写真の通り、ご遺族様承諾のもと、J君が愛してやまなかった特攻服を初代會長の手元に引き寄せ、
J君をそばにおいています。通常は棺に入れるものですが、初代會長の執念が三代目會長のご遺族様の
心を動かせたのでしょうね。そしてそれはJ君が果たせなかった夢を代わりに引き継いでいるようにも
見えました。

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今、J君は帰らぬ人となって私たち特攻服人をどう思っているのでしょうか。
皆さんも感じているとは思いますが、48Gの特攻服が乱れてきています。
「そう思っていないと特攻服なんて羽織れないですよ!」私に投げかけた彼の言葉が
頭をよぎります。熱いヤツでした。特攻服をハートで着ていました。
そんな人が一人でも増えれば彼は喜んでくれるのかもしれません。

彼の精神、私の心の中では生き続けています。
                                       岡本